Ubuntu 10.04.4 LTS Server amd64でストレージサーバを構築してみる.覚えている限りの情報.
- Intel Core2 Quad CPU Q6600
- Memory: 4 GB
- HDD(SATA): 500GB, 2TB, 2TB
500GBのHDDだけを接続してOSをセットアップ.パッケージを選ぶように言われたら,Open SSHとSambaのサーバにチェックを入れた.
OSが入ったら,一旦シャットダウンして2TBのHDDを接続して再起動.
HDDのフォーマット
まずは,状況を把握するためのコマンド
# 接続されているドライブの情報を確認できる
sudo fdisk -l
# マウント状況を確認できる
df -h
パーティショニングするところまでは
$ sudo parted /dev/sdx
(parted) mklabel gpt
(parted) mkpart
とすると行える.mkpartするといろいろ聞かれるが,startが1,endが100%とでもしておけばOK(参考:GNU Partedの使い方).
フォーマットは,以下のようにして定期検診の停止もしてみる.
$ sudo mke2fs -T news /dev/sdxn
$ sudo tune2fs -c 0 -i 0 /dev/sdxn
マウントとアンマウントは,
$ sudo mount -w -t ext2 /dev/sdxn /mnt/sdxn
$ sudo umount /mnt/sdxn
のような感じでできる.これは/etc/rc.localに書いておけばスタートアップ時にマウントされる(良い使い方かどうかは分からないので注意).
Sambaの設定
Samba自体の設定はサンバ設定メモ(Hishidama's samba Memo)や色々ググれば思うように設定できそうである.
Sambaの設定を変更した後の再起動は,
$ sudo service smbd restart
また,Windowsから繋いだり,設定を変えたりしていると,「同じユーザーによる,サーバーまたは共有リソースへの複数のユーザー名での複数の接続は許可されません」などと言われてしまうことがある.そんなときは
net use
で記憶されているものを調べ,
net use (リモート名) /delete
とすればよい.(この記事では,これだけWindows用のコマンドです)
他のサーバとの同期
Linuxのサーバをまともに使おうというのは初めてなので,しばらくは既存のWindows Serverマシンのバックアップとして運用し,様子を見たい.ということで,Linux版タスクスケジューラ(?)を使って同期をすることにした.
Windows Server側で共有されているフォルダをLinuxにマウントすること自体はLinux から Windows ファイル共有を利用に倣って,
$ sudo smbmount //ServerのIPアドレス/shared_folder /mnt/share -o
username=User,password=Password,iocharset=utf8
$ sudo smbumount /mnt/share
でできた.また,タスクスケジューラの代替品としては,
$ sudo crontab -u root -e
が使えそうだ.スクリプトを作成しておいてbash /home/user/scripts/myscript.shなどをスケジュールしておけばよい.(参考:crontabの書き方)
あとは,スクリプトの書き方になってしまうが,Windows Serverの共有フォルダをマウントできなかったら同期して欲しくないので,
if smbmount ...; then
rsyncなどで同期
smbumount ...
fi
というような書き方をすれば安心.
0 件のコメント:
コメントを投稿