2009年12月22日火曜日

Error code: 00000000, 0(Live Mesh Remote Desktop)

Live Meshのリモートデスクトップで次のようなエラーが出て接続できない場合の解決策.

Cannot connect to "コンピュータ名"

To try connecting again, click Retry.
Error code: 00000000, 0

接続先PCのLive Meshリモートデスクトップのサービスを再起動します(方法の一例は下記).このとき,Live Meshのクライアントを終了する必要はなさそうです.また,サービスの再起動後,再度接続できるようになるまでしばらくかかります.

  • Windows Vista,7の場合
    タスク マネージャの「サービス」タブから「サービス」ボタン(管理者権限が必要)を押します. 「サービス」ウィンドウが開いたら,「Live Mesh Remote Desktop」という名前のサービスを右クリックし,「再起動」を選択します.

この方法では外出先でエラーになった時に解決できません.外部からサービスを再起動できるようにするしかないのかなぁ?

Google Talkを使って再起動(2010/02/22追記)

agsXMPP SDKSystem.ServiceProcess.ServiceController Class辺りを使えば簡単.

リモートでサービスを再起動する(追記:2009/12/23,変更:2010/02/22,2010/03/10)

ここでは,PowerShell 2.0のリモート機能を使用します.PowerShell 2.0をWindows Vistaで使用するには,x86x64用の更新をダウンロードしてインストールします.詳細

まず,接続先PCで,PowerShellを管理者として実行し,「Enable-PSRemoting」コマンドレットを使ってWinRMサービスを設定します.

次に,接続先PCに接続する側のPCを設定します.コマンドプロンプトを管理者権限で起動し,次の手順を実行します.(このPCが他のPCから接続されつ場合には,接続先PCの設定を行った上で,手順5.だけを行います)

  1. winrm quickconfig
  2. sc config "WinRM" start= demand
  3. winrm delete winrm/config/listener?Address=*+Transport=HTTP
  4. netsh advfirewall firewall set rule name="Windows リモート管理 (HTTP 受信)" new enable=no
  5. winrm set winrm/config/client @{TrustedHosts="接続先PCのIPアドレス(例:192.168.24.*)"}
  6. sc stop "WinRM"

最後に,リモートでPCに接続してサービスを再起動してみます.PowerShellを起動します.

ここで,Powershell ISEを起動して「リモートPowershellタブの新規作成」をクリックすると,GUIでリモートPCにログインできます.(Enter-PSSesionまでしてくれる)

  1. ComputerNameに接続先PCのIPアドレス,Credentialに(接続先PCの)管理者権限を持つユーザーの名前を指定して接続を開始します.
  2. 表示されているセッションのIDを指定して,Enter-PSSessionします.
  3. サービスを再起動します.(Get-Serviceはしなくて構いません)

PowerShellを終了し,Live Meshに「Connect to device」が表示されるのを待って接続します.

参考:【Windows Server 2008】WinRM Quickconfig って裏で何をやっている?

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